@article{oai:repo.qst.go.jp:00058262, author = {丸山, 克也 and 鎌田, 正 and 丸山 克也 and 鎌田 正}, journal = {PET Journal}, month = {Jun}, note = {放射線医学総合研究所(放医研)では1994年に世界で初めて重粒子線(炭素イオン線)治療が臨床応用されて以降、重粒子線治療を受ける患者数は増加し続けている。  対象疾患は主としてX線治療抵抗性の腫瘍であり、これまで頭頸部腫瘍、肺がん、肝がん、前立腺がん、骨軟部腫瘍、婦人科腫瘍、食道がん、直腸がん術後再発、腹部リンパ節転移、眼腫瘍などで50以上のプロトコールが作成され、臨床試験および先進医療が実施されてきた1)。  2003年には高度先進医療(現在の先進医療)としての承認を受け、最先端技術を用いた医療としてその効果が認められた。2011年度は東日本大震災に伴い若干患者数の減少があったものの、それを除けば患者数の増加傾向は衰えず、2012年度には約800名の新規患者が登録された(図1、2)。臨床試験、先進医療を合わせて既に7000名を超える患者を治療しており、今後数年で1万人の大台に到達すると予想される。  本稿では従来の重粒子線治療の原理に関する概要と、臨床応用が進みつつある最新の治療技術に関して述べる。}, pages = {23--25}, title = {特集1 放射線治療の進歩:重粒子線による治療}, volume = {22}, year = {2013} }