@article{oai:repo.qst.go.jp:00058224, author = {野宮, 琢磨 and 辻, 比呂志 and 鎌田, 正 and 野宮 琢磨 and 辻 比呂志 and 鎌田 正}, issue = {3}, journal = {Rad Fan}, month = {Feb}, note = {わが国で世界発の重粒子線(炭素イオン線)治療が臨床適応されたのは1994年にさかのぼり、開始移行放射線医学総合研究所(放医研)で重粒子線治療を受ける患者数は増加し続けている。2003年11月には厚生労働省により先進医療(旧:高度先進医療)として認可され、臨床試験的な治療のみではなく最先端技術を用いた医療としてその効果が認められた。 重粒子線治療が開始されて15年目となる2009年には年間治療患者数約700例、通算治療患者数5,000例の大台を突破した。2011年には東日本大震災の影響もあったためか前年度より数%の患者数減少があったものの、年々患者数の増加傾向は衰えず2012年度は過去最多の2010年度の患者数を超える見込みである。昨今では「重粒子線治療」という言葉がテレビCMで聞かれたり、各界の著名人が粒子線治療を受けたことが話題になるなど、一部の医療関係者のみではなく一般人にも知識が普及してきている。平成25年時点では国民健康保険対象外であるため高額な医療ではあるが民間医療保険でも先進医療を対象とする商品も増え、一部の高額所得者のための治療ではなく多くの一般市民のがん治療に貢献している。 本章では従来の重粒子線治療の原理に関する概要と、臨床応用が進みつつある最新の治療技術に関して解説していく。}, pages = {30--33}, title = {重粒子線治療の最新技術〜次世代スキャニング照射の現状〜}, volume = {11}, year = {2013} }