@article{oai:repo.qst.go.jp:00058127, author = {高野, 晴成 and 高野 晴成}, issue = {2}, journal = {日本生物学的精神医学会誌}, month = {Jun}, note = {陽電子放出断層撮像法(PET)は電子けいれん療法(ECT)や経頭蓋磁気刺激法(TMS)の作用機序の検討に用いられている。われわれはPETを用いてECTの全般性けいれん発作最中の脳血流を測定し、脳幹や間脳で特に有意な増加を示し、発作の全般化に関して中心脳の重要性を示唆した。また、発作後10分以降では前部帯状回、内側前頭部で低下し、視床で増加しており、これらの部位の重要性も示唆された。PETにより神経伝達機能をみた研究では、ETCの1コース治療前後で、セロトニン1A受容体の結合能には変化はみられなかったが、ドーパミンD2受容体では前部帯状回の低下、セロトニン2受容体では皮質領域の広範な低下が示されている。また、急性のTMS刺激ではドーパミンの放出の増加が報告されているが、うつ病患者を対象とした1コースの治療前後では線条体のD2受容体結合能およびドーパミン生成能に変化はみられなかった。}, pages = {137--142}, title = {ECTとTMSの作用機序に関するPET研究}, volume = {23}, year = {2012} }