@article{oai:repo.qst.go.jp:00058090, author = {清野, 泰 and 藤林, 康久 and 藤林 康久}, issue = {6}, journal = {月刊糖尿病}, month = {Jun}, note = {体内における遺伝子や蛋白質などの分子の機能を生きたままの状態(in vivo)で画像化する試みを「分子イメージング」といい、ライフサイエンスの基礎研究、生体機能や病因の解明研究、遺伝子治療、再生医療、テーラーメイド医療などの医学研究、創薬研究、臨床診断分野への貢献が期待されている。この分子イメージングへの期待の高まりとときを同じくして、膵β細胞分子イメージングの技術が強く求められるようなってきている。この背景には、これだけ糖尿病に関する知見が得られているにもかかわらず、いまだに2型糖尿病の発症・進展の過程における膵島量の推移に不明な点が多いことや、膵β細胞量を増加させる、あるいは減少を抑制する可能性のある薬剤が登場したこと、膵島移植が1型糖尿病の治療として期待できることなど、生体内における膵β細胞を分子イメージングする必要性に迫られていることがある。生体における膵β細胞イメージングとして、生体発光イメージング、核磁気共鳴画像法、そして核医学イメージングが報告されている。とくに、核医学イメージングに分類される陽電子放射断層撮影法(positron emission tomography ; PET)や単光子放射線断層撮影法(single phonton emission computed tomography; SPECT)は、他の撮影技術と比較すると生体機能を定量的に解析可能であり、そのイメージングプローブの開発への期待が高まっている。本稿では、研究開発されてきた放射性分子プローブについて、その原理と実用の可能性について概説したい。}, pages = {76--81}, title = {月刊糖尿病}, volume = {4}, year = {2012} }