@article{oai:repo.qst.go.jp:00057950, author = {山本, 直敬 and 馬場, 雅行 and その他 and 山本 直敬 and 馬場 雅行}, issue = {4}, journal = {医学のあゆみ}, month = {Oct}, note = {手術によって根治が期待できるI期非細胞肺癌であっても手術ができない,あるいは希望しない症例がある.このような患者に対して安全で確実な治療を開発することが,肺癌死亡を低減させるために重要な課題である.肺癌に対する炭素イオン線治療は1994年11月から開始され,2009年12月までにのべ918名の治療が行われた.末梢型I期肺癌に対しては,治療期間を6週間(18回分割照射)から3週間(9回分割照射),1週間(4回分割照射)と安全性と効果を確認しながらしだいに短縮し,現在は1日で照射を終了する臨床試験を行っている.第I相試験の結果では,正常組織の有害事象は臨床的に問題となる症状を呈するグレード3以上の肺反応は認めず,5年局所制御率は91.8%であった.炭素イオン線治療は手術ができない患者にとって手術に代わりうる局所療法として,肺癌死亡の低減に貢献すると考える.}, pages = {293--296}, title = {肺癌に対する重粒子線(炭素イオン)治療}, volume = {235}, year = {2010} }