@article{oai:repo.qst.go.jp:00057949, author = {廣部, 知久 and 廣部 知久}, issue = {8}, journal = {Cosmetic Stage = コスメティックステージ}, month = {Aug}, note = {メラノサイトの前駆細胞であるメラノブラストの増殖,メラノサイトへの分化の過程は多くの増殖因子,サイトカイン,ホルモン等によって巧妙に制御されている。これらの因子の多くは,メラノサイトを取り巻く組織環境,特に表皮のケラチノサイトや真皮のファイブロブラストが産生・放出し,メラノサイトの増殖・分化を制御している。また,マウスの場合,毛色遺伝子によっても時間的,組織(表皮,真皮,毛球)特異的にメラノサイトの増殖・分化が制御されている。メラノサイトに影響を与える環境因子として,紫外線が重要である。皮膚に紫外線があたると,メラノサイトにおいてメラニン生成が高まったり,メラノサイトの増殖が促進されたりすることが知られている。この紫外線照射直後の影響(急性効果)としての色素沈着(日焼け)は沈静化して元に戻るが,紫外線照射停止から長時間経過後 (晩発効果)にみられる色素沈着,即ち老人性色素斑(シミ)等は元に戻らない場合が多く,その形成機構についてはよくわかっていなかった。シミ等の形成機構を理解し,その上で対策(美白剤等の開発)をたてることが賢明であろう。}, pages = {37--44}, title = {シミ発生機構の研究から美白剤への応用}, volume = {5}, year = {2011} }