@article{oai:repo.qst.go.jp:00057773, author = {岩川, 眞由美 and 今井, 高志 and 岩川 眞由美 and 今井 高志}, issue = {12}, journal = {癌の臨床}, month = {Dec}, note = {はじめに 世界的流行となった新型インフルエンザ感染症対策において、ウィルスタイプ診断、ウィルス分離および株樹立、ウィルス表現型の解析、そしてワクチンの製造など、臨床を支える基礎技術および研究は、必須のstate-of-artとしての重要な役割を果たしている。 翻って、爆発的な患者増を迎えた臨床放射線にとって、基礎放射線生物学の存在意義は、どこにあるのだろうか?「癌治療に貢献する」ということは、すなわち治療効果の向上に寄与するということである。基礎研究者側は、臨床応用を想定して、その先行研究を行うこととなる。また、その作業仮説は、「臨床放射線治療医が、重要な臨床的課題である」と、判断した「生命現象の解明」であろう。現在、基礎放射線研究が、放射線治療医と同じゴールに向けて進んでいるか、すなわち、放射線生物研究が本当に臨床に役立っているのか、という批判や反省がある。研究者が臨床医の声に耳を澄ませているのか、臨床医は基礎研究者を頼りにしているのか、など様々な課題はあるが、今回、シンポジウムにおいて、私たちの研究の全体像および成果を報告し、話題提供とした。}, pages = {881--884}, title = {基礎放射線研究の立ち位置:放射線治療を支える生物学}, volume = {55}, year = {2009} }