@article{oai:repo.qst.go.jp:00057607, author = {石田, 有香 and 重兼, 弘法 and 小久保, 年章 and 早尾, 辰雄 and 西川, 哲 and 浅野, まき and 石田 有香 and 重兼 弘法 and 小久保 年章 and 早尾 辰雄 and 西川 哲 and 浅野 まき}, issue = {6}, journal = {放射線科学}, month = {Jun}, note = {近年、動物実験の国際原則「3R」に基づく法規制が世界的に強まり、日本でも2005年から関連法令等が一斉に改正・施行された。日本の動物実験倫理に関する基本方針は「機関ごとの自主的適正化(自主管理)」であり、諸外国に比べ動物実験に関する規制は緩い様に見受けられる。これは、動物倫理・福祉は実験者個人の意識から変わらなければ遂行されないだろうという考え方に基づいて法規制がされたためであり、そういった意味では実験者の動物実験あるいは実験動物への責任は他国より大きいとも考えられる。  放医研でも2007年度から動物実験委員会の下、動物実験に関する整備が進んでいる。これまで行ってきた動物実験計画書の書式改正も自主管理の一環で行っており、実験動物へ与える苦痛の度合いを研究者が予測評価し、的確な苦痛の排除・軽減処置方法を明文化する形となった。  しかし、放医研で実施されている実験動物に対する実験処置は多岐に渡り、処置後の飼育期間も様々である。そのため、「動物実験計画書の記入要領」とともに提示されている「苦痛のカテゴリー分類基準」ではすべての実験処置を網羅することは困難であり、研究者により苦痛の評価に差が出てしまうのが現状である。  そこで、研究者が動物実験計画を立案する際の一助となるよう、これまでに蓄積されてきた事例から放医研の動物実験に即したより具体的な分類基準をまとめた。ここでは動物倫理の基礎を交えながら、げっ歯類の苦痛のカテゴリー分類について報告する。}, pages = {20--22}, title = {動物実験を取り巻く現状と放医研における運用の実際−動物実験倫理と実験動物へ与える苦痛の評価について−}, volume = {52}, year = {2009} }