@article{oai:repo.qst.go.jp:00057592, author = {清水, 一範 and 江澤, 英史 and 清水 一範 and 江澤 英史}, issue = {1}, journal = {臨床検査}, month = {Jan}, note = {死亡時医学検索と聞いて即座に頭に浮かぶ単語は「解剖」であろう。「解剖」は、死後検査として古来より確立された検査方法であり、その診断結果は絶対的な威厳を持つ。しかしながら解剖は、侵襲性である、拘束時間が長い、解剖専門医不足などの問題により実施件数は減少の一途をたどっている。2007年の厚生労働省の統計では、解剖率は2.7%にまで低下している。これでは死者の五十人に一人しか解剖されていないことになる。一方、近年の画像診断の急速な進歩により、画像診断装置を使った死後検査が可能となった。死亡時画像診断と言われる「オートプシー・イメージング(Autopsy Imaging ,Ai) 」がそれに当たる。死亡時画像診断は非侵襲性である、拘束時間が短い、画像診断医のみならず臨床医でも実施が可能などの点で「解剖」を凌駕している。Aiの出現により死亡時医学検索は複数のアイテムを持つこととなった。これにより死亡時医学検索の精度や実施能力、適応範囲が大幅に拡大することとなる。死亡時医学検索は、今大きく変わろうとしている。}, pages = {117--122}, title = {死亡時医学検索の概略}, volume = {53}, year = {2009} }