@article{oai:repo.qst.go.jp:00057463, author = {進邦, 恒雄 and 樋口, 和彦 and 廣部, 知久 and 廣部 知久}, issue = {9}, journal = {フレグランスジャーナル = Fragrance Journal}, month = {Sep}, note = {メラノサイトのライフサイクルに重要な因子はbFGFとET−1とSCFであることを確認した。bFGFは未分化型メラノサイトの増殖に関与することが示唆され、ET−1とSCFは共同で分化型メラノブラストを増殖・活性化することが示唆された。さらにET−1、SCFで活性化されたメラノサイトに対し両因子を除去することによりアポトーシスが誘導されることが示唆された(図8)。 このようなメラノサイトライフサイクルを明らかにすることにより、シミ改善技術としてET−1、SCFのブロックが有効かつ有用であることが示唆された。 しかし、今回の検討はET−1、SCFブロックを無血清培養系で示した例で、実際の皮膚において検討を要することは言うまでもない。更なる、有効かつ安全な素材の開発が待たれる。 また、シミ部においてなぜET−1とSCFが恒常的に発現亢進するのかを明らかにすることが重要であると考える。 近年の遺伝子解析技術の目覚しい進歩により、シミの分子生物学的解析が進みつつある。近い将来シミの本質が明らかにされ、さらに有効なシミ改善技術が開発されることを期待したい。}, pages = {42--47}, title = {情報伝達物質によるメラノサイトのライフサイクル制御}, volume = {36}, year = {2008} }