@article{oai:repo.qst.go.jp:00057462,
 author = {廣部, 知久 and 廣部 知久},
 issue = {8},
 journal = {放射線科学},
 month = {Aug},
 note = {従来の血清を加えた哺乳類のメラノサイトの培養系では、未分化なメラノブラストを培養できなかった。また、メラノサイトの無血清初代培養系も確立できたために、紫外線のメラノブラスト、メラノサイトの増殖への影響及びメラノサイトの分化への影響に関する研究が進展した。また、ケラチノサイトの無血清初代純粋培養系も確立でき、メラノブラストとの混合培養系を用いて、紫外線によるメラノサイトの増殖・分化促進がケラチノサイトによって引き起こされることもわかった。そのケラチノサイトが産生・放出している重要な因子がGMCSFで、これによりメラノサイトの増殖・分化が促進されると考えられる。メラノサイトを取り巻く組織環境の中でもケラチノサイトがメラノサイトの増殖・分化を制御している重要な細胞であると示唆される。また、C57BL/10JHir系統マウスの皮膚を用いたin vivoの実験系(白斑形成、メラノサイトの細胞死、分化異常)でも、放射線による発生・分化異常が線量依存的、LET依存的、発生時期特異的に起こることが示された。},
 pages = {22--30},
 title = {哺乳類のメラノサイトと放射線},
 volume = {51},
 year = {2008}
}