@article{oai:repo.qst.go.jp:00057379, author = {加藤, 博敏 and 安田, 茂雄 and 山田, 滋 and 原, 竜介 and 加野, 将之 and 鎌田, 正 and 溝江, 純悦 and 辻井, 博彦 and 加藤 博敏 and 安田 茂雄 and 山田 滋 and 原 竜介 and 加野 将之 and 鎌田 正 and 溝江 純悦 and 辻井 博彦}, issue = {12}, journal = {癌の臨床}, month = {Jun}, note = {放射線治療は正常組織に高度の障害を与えない限り、精神的・肉体的に苦痛の少ない治療(低侵襲性)であることは今や自明であり、高度進行がんに対して対症的姑息照射(除痛目的など)が行われるのはそのためである。一方、放射線が強力な殺細胞力を持つこと(根治性)もまた自明の事実である。このように低侵襲性と根治性とを本質的に兼ね備えた放射線治療においては、近年、コンピューターの急激な発展に伴い治療計画と照射技術が飛躍的に進歩しており、がんの低侵襲・根治療法としての実力をいかんなく発揮できる時代となっている。高齢者の60%に悪性腫瘍が存在し、その半数、全体の約30%においてその悪性腫瘍が死因となっている現代においては、放射線治療の果たすべき役割は今後ますます大きくなるものと思われる。一方、本稿のテーマである消化器がんに目を向けると、高齢者の全死因の33%が消化器疾患で、そのほとんどが悪性腫瘍であることから、悪性腫瘍で亡くなる高齢者の多くは消化器悪性腫瘍で亡くなることになる。本稿では、消化器がんの放射線療法について概説し、特に肝がんについては自験例を中心にX線治療と重粒子線(炭素イオン線)治療について詳述し、高齢患者を対象とした検討を行うことにする。}, pages = {803(85)--810(92)}, title = {高齢者消化器がん放射線治療の適応と問題点および放射線療法の現状と将来展望−肝がんを中心に、放射線療法の現状と将来展望-}, volume = {52}, year = {2007} }