@article{oai:repo.qst.go.jp:00057305, author = {安藤, 裕 and 向井, まさみ and 谷川, 琢海 and 安藤 裕 and 向井 まさみ and 谷川 琢海}, issue = {9}, journal = {映像情報 MEDICAL}, month = {Aug}, note = {現在、多くの医療機関でフィルムレスが進展しており、PACSの重要性が増していると考えられる。PACSが普及すると、医師にとってPACSの画像表示ソフトの良否は、診療の質や診療効率に大きく影響する。なるべく簡単な操作で、目的とする画像が瞬時に表示されることが望ましい。当院は、外来や病棟では、PACS画像表示ソフト以外にも電子カルテ、レポートシステム、重粒子治療スケジュール管理システム、電子照射録など複数のメーカーによるシステムが稼動しており、ユーザの認証や患者ID入力を複数システムで入力しなければならず、システム間の連動が望まれていた。  複数のシステムを使用すると、すべてのシステムに患者IDを入力することが、煩雑となり、入力間違えや入力し忘れなどの可能性がある。このよいうな問題点を解決するためには,ユーザ認証が連携する機能や自動的に患者IDが連動する機能が望まれる。放射線医学総合研究所では、ユーザ認証にIDカードと手掌の静脈パターンによる認証を使用している。この認証メカニズムをすべてのシステムで利用できるような、シングルサインオン機能を検討した。  シングルサインオンとして、複数メーカーによるシステムに導入するために、標準的な手続きによる方法を調べ検討した結果、IHE-ITIのEUA/PSAを利用することにした。IHEはIntegrating the Healthcare Enterpriseのことで、複数のシステム間における相互運用性を高める、情報連携の解決策を示している。このような標準的な方法を利用することにより、複数のシステムでも将来の拡張も簡単に実現できることが期待できるシステム構築が可能となる。  日本では、IHE-ITIのシングルサインオンや、患者選択の連動機能の実装はあまり進んでいないが、PACSをはじめ病院情報システムにとっても、非常に重要な機能である。本稿では、PACSにこのような機能を組み込むことについて、問題点も含め結果を報告した。}, pages = {760--764}, title = {Visual Integrationを実装したPACS端末-画像表示と電子カルテのシステム連携-}, volume = {39}, year = {2007} }