@article{oai:repo.qst.go.jp:00057087, author = {池平, 博夫 and 池平 博夫}, issue = {6}, journal = {放射線科学}, month = {Jun}, note = {この話は私が思いがけなくも1982年アバディーン大学においてMRIの開発と、初期のMRI臨床利用に立ち会った際の経験を当時の私の報告書元に改めて書き起こしたものであり、アバディーン大学でのMRI開発と臨床利用の状況を留学中の日時を追って回想の形で記載しています。 1.イギリスへの出発  1982年7月7日水曜日の午後9時頃成田空港・・・  このころはまだ、日本からイギリスに行く航空航路はアンカレッジ経由、北極海廻りが最も早いコースとして利用されていました。山梨医科大学の放射線科で助手をしていた私は、当時放射線医学総合研究所臨床研究部で研究室長をされていた舘野之男先生と飯沼武先生のご推挙によって、MRIが1980年に開発されすでに初期臨床研究が始められていたイギリス、スコットランドのアバディーン大学の短期レジデントに採用され、まだMRIが何かもわからないまま成田空港から山梨医科大学の内山暁教授他の先生方に見送られて生まれてはじめての飛行機が国際線ということでいささか緊張気味にイギリスへ出発しました。日本航空の便だったのですが、アンカレッジへ飛んでいる途中飛行機に酔って気分が悪くなり、あまり快適な旅ではなかったように記憶しています。  7月8日の総長ロンドンに到着し、翌朝早々アバディーンへ飛びました。}, pages = {196--203}, title = {アバディーン大学MRI創成期の留学日記(1)−1982年夏−}, volume = {49}, year = {2006} }