@article{oai:repo.qst.go.jp:00057056, author = {黄田, 常嘉 and 福士, 清 and 篠遠, 仁 and 長塚, 伸一郎 and 青墳, 章代 and 田中, 典子 and 難波, 宏樹 and 伊豫, 雅臣 and 鈴木, 和年 and 棚田, 修二 and 入江, 俊章 and 黄田 常嘉 and 福士 清 and 篠遠 仁 and 長塚 伸一郎 and 青墳 章代 and 田中 典子 and 難波 宏樹 and 鈴木 和年 and 棚田 修二 and 入江 俊章}, journal = {放射線科学}, month = {}, note = {脳内コリン作動性神経系は、認知・記憶、運動制御、睡眠などに深く関与すると考えられている。Perryらがアルツハイマー病(AD)の剖検脳を用いた研究で、コリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)、ブチリルコリンエステラーゼ(BChE)などの酵素活性と痴呆の重症度の相関を示したように、実際、これまでアルツハイマー病(AD)、パーキンソン病(PD)、進行性核上性麻痺(PSP)などの疾患における脳内コリン作動性神経系の機能低下が剖検脳を用いた研究で報告され、記憶障害、認知機能障害、運動機能障害との密接な関連が示唆されている1,10)。従来、これら脳内コリン作動性神経系機能マーカーをin vivoで測定する方法はなかったが、我々はかかる報告を踏まえ、in vivoでのヒト中枢コリン神経の変性を捉える方法について検討し、近年、図1に示すような、放射性炭素で標識したアセチルコリンアナログ、N-メチルピペリジン誘導体を開発し2,3,8)、PETによる脳内AChE活性の測定が可能となった。このうち、ヒトのAChEへの特異性が94%と高く4)、至適な反応速度をもつ[11C]Nーメチルピペリジルー4−アセテート([11C]MP4A)をトレーサーとして選択し、健常人およびADなどの痴呆性疾患への臨床応用を行ってきた。本稿ではその方法論、痴呆性疾患における知見について概括したい。}, pages = {163--170}, title = {[11C]MP4A/PETを用いた痴呆性疾患における脳内AChE活性の測定}, volume = {44}, year = {2001} }