@article{oai:repo.qst.go.jp:00056772, author = {高井, 伸彦 and 孫, 学智 and 高井 伸彦 and 孫 学智}, issue = {99}, journal = {放医研NEWS}, month = {Feb}, note = {記憶・感情などを司る中枢神経系(脳)におよぼす放射線の影響は,脳腫瘍および白血病などの放射線治療に伴う副作用や,環境放射線および原子力災害による被曝時において,重大な関心事の一つである。日本においては原爆胎内被爆による影響として,異所性灰白質を含む小頭症や精神遅滞などの成長障害が報告されており,また胎児期および乳幼児の診断に伴う医療放射線被曝の影響として,近年注目されている子供のLD(学習障害)およびADHD(注意欠陥多動性障害)の発症と,IQおよび認知機能の低下が示唆されているが,依然として,その発症機構は明らかにされていない。 我々は,病理的所見から原爆胎内被爆による異所性灰白質を含む小頭症の動物モデルを,ラット妊娠15日目にX線1.5Gy照射することにより作成できることを報告してきた。今回この放射線照射による小頭症モデルを用いて,行動薬理学的に記憶学習障害の特徴について調べ,記憶に重要な役割を行う海馬領域の構造的病理変化と学習障害との関連性について検討した。}, pages = {1--2}, title = {胎児期放射線被ばくによる高次脳機能障害の特徴と障害機序に関する研究}, year = {2005} }