@article{oai:repo.qst.go.jp:00056713, author = {柳, 剛 and 辻, 比呂志 and 鎌田, 正 and 高木, 亮 and 長谷川, 安都佐 and 溝江, 純悦 and 宮原, 信幸 and 簑原, 伸一 and 金井, 達明 and 辻井, 博彦 and 柳 剛 and 辻 比呂志 and 鎌田 正 and 高木 亮 and 長谷川 安都佐 and 溝江 純悦 and 宮原 信幸 and 金井 達明 and 辻井 博彦}, issue = {5}, journal = {放射線科学}, month = {May}, note = {脈絡膜悪性黒色腫はメラノサイトより発生する悪性腫瘍である。腫瘍が増大すると網膜剥離を引き起こしたり、網膜から強膜へ進展していきさらに転移を引き起こすこともある。長らくの間、最も確実な治療法は眼球摘出であるとされてきた。こうした中でこの疾患の頻度の高い欧米では、眼球を温存できる保存的治療として放射線治療が大きな役割を果たしてきた。  1970年代後半に、Gragoudasらは陽子線を用いて、CharやCastroはヘリウムイオンを用いて、サイズが中等度以下の悪性黒色腫に対して荷電粒子線治療を行った。これらの結果は長期的にみてもきわめて良好で、この腫瘍によって眼球摘出を必要とする患者の割合は、10-15%へと低下するに至った。しかしながら、大きな腫瘍に対しては、緑内障などの正常組織の反応の頻度が増えることもあり、眼球摘出を原則としている施設が多いのが現状である。  放射線医学総合研究所においては、1986年に陽子線で小ー中等度の大きさの腫瘍をはじめて治療し、1986年からは第?相臨床試験(プロトコールp9601)が開始された。さらにこれらの治療実績をもとにして2001年には、陽子線と比べ線量分布と生物学的効果が向上した炭素イオン線による第?/?相臨床試験(プロトコール0002)が開始された。いままで、いずれの試験も良好な成績を挙げてきた。今回は、現在施行されている脈絡膜悪性黒色腫に対する炭素イオン線治療について述べる。}, pages = {147--150}, title = {眼球脈絡膜悪性黒色腫に対する炭素イオン線治療}, volume = {47}, year = {2004} }