@article{oai:repo.qst.go.jp:00056654, author = {安藤, 興一 and 高井, 伸彦 and 安藤 興一 and 高井 伸彦}, issue = {7}, journal = {インナービジョン}, month = {Jul}, note = {記憶・感情などを司る中枢神経系(脳)におよぼす放射線の影響は,脳腫瘍および白血病などの放射線治療に伴う副作用や,原子力災害による胎児期被ばくの際において,重大な関心事の一つである。現在,小児性脳腫瘍や白血病に対する放射線治療は,X線照射範囲を全脳まで拡大して予防照射を行い,その予後や生存率は改善されつつある。一方,生存率の改善に伴い治療後の晩発性知能・言語障害や精神発達障害の併発が報告されるようになり,今後その障害をいかにして低く抑えるかが課題とされている。  本研究では,放射線による高次脳機能障害の特徴や障害部位,その障害のメカニズムについて明らかにするため,生体内の標的組織(腫瘍)に線量を集中することが可能な炭素線を利用応用し,放射線脳局所照射モデルを用いて記憶・学習障害の解析を行った。またX線を利用した胎児期被ばくモデルよる記憶・学習におよぼす影響とその機序についても検討を行った。}, pages = {34--34}, title = {放射線照射による脳機能障害とその防護}, volume = {19}, year = {2004} }