@article{oai:repo.qst.go.jp:00056126, author = {羽島, 良一 and Omer, Mohamed and 羽島 良一}, journal = {JAEA-Data/Code 2018-007}, month = {Jan}, note = {原子核蛍光共鳴散乱(NRF)は、核物質の非破壊検査(NDA)において有用な技術である。NRFは同位体に固有のエネルギーをもった$$gamma$$線と物質の相互作用であることから、同位体を識別したNDAを実現できる。しかしながら、NRFと競合する他の光核相互作用が存在し、そのため、NRFによるNDAの測定性能が制限される可能性がある。競合する相互作用のうち原子核による$$gamma$$線の弾性散乱(デルブリュック散乱)は、これまでのモンテカルロコードでは考慮されていなかった。日本原子力研究開発機構では、平成27年度からNRFに基づくNDAシステムの開発プログラムを開始し、その一環として$$gamma$$線の弾性散乱がNRF測定に及ぼす影響を評価するために、Geant4に$$gamma$$線の弾性散乱を追加するためのコードを新規に開発した。今回刊行するJAEA-データ/コードレポートでは、シミュレーションコードの詳細な説明と、コード入力に用いた$$gamma$$線弾性散乱断面積、および、コードの検証と妥当性確認に用いた計算結果を示す。このレポートを公開することで、当該コードの信頼性向上に必要なユーザーからのフィードバックの機会が得られる。本研究は文部科学省の核セキュリティ強化等推進事業費補助金の支援を受けた。}, title = {Geant4 physics process for elastic scattering of γ-rays ガンマ線の弾性散乱のGeant4物理プロセス}, year = {2019} }