@article{oai:repo.qst.go.jp:00056000, author = {武田, 志乃 and 武田, 志乃 and 沼子, 千弥 and 松本, 和久 and 上原, 章寛 and 佐藤, 修彰 and 板倉, 雄一 and 鈴木, 享子 and 寺田, 靖子 and 石原, 弘 and 武田 志乃 and 鈴木 享子 and 石原 弘}, journal = {Spring-8 User Experiment Report}, month = {Mar}, note = {長期にわたる福島原発廃炉プロセスの安全な遂行は国民の関心事となっている。リスクコミュニケーションや溶融した燃料近くの汚染水や廃棄物等の処理における有事に備え、関連核種の生体影響に関する科学的知見を整備する必要がある。中でもウランは、放射線毒性に加え化学毒性を有し、ウランを高濃度に含む地下水を飲用した症例では幼児で腎毒性が重症化すること[1]から、小児期リスク評価に不足しているウラン幼若毒性に関する知見を構築していく必要がある。 申請者らの先行研究では、ウラン低用量では幼若個体の腎毒性感受性は成熟個体よりも低いものの、高用量になると感受性が高くなることが示されている[2]。ウランばく露では最初に直部近位尿細管(S3尿細管)上流領域から組織損傷が生じる。そのためこれまでS3尿細管上流部について着目しウラン動態解析を行ってきた。しかしならが、S3尿細管下流領域にもウラン濃集部が点在すること、重度の近位尿細管損傷ではS3尿細管の最下流領域に位置する幹細胞様細胞により尿細管再生が促されることが提唱されている[3]ことから、毒性発現プロセスにおけるS3尿細管下流領域の詳細なウラン動態の解明が必要ではないかと考えた。 そこで本研究では、酢酸ウランを投与した幼齢ラット腎臓について近位尿細管下流領域に着目してマイクロXRFによる腎臓内分布とマイクロXAFSによる化学形の特定を行い、ウラン用量による違いを検討した。}, title = {マイクロSR-XRF・XAFSによる発達期腎臓におけるウラン感受性とウラン動態・化学形解析}, volume = {2016B}, year = {2017} }