@article{oai:repo.qst.go.jp:00055983, author = {沼子千弥 and 北原圭祐 and 武田, 志乃 and 及川, 将一 and 武田 志乃 and 及川 将一}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Dec}, note = {貝殻や耳石な どには年輸のような成長縞がみられ、それらが生まれてから現在に 至るまでの履歴情報を読み取る ことができる。さらにこれらの硬組織に含まれる元素はそ の縞が形成 されるときの環境に存在する元素の濃淡を反映する ことから、それ らの元素分 布を成長縞と対応させて求めることで、その生物の生息環境の時系列での環境変化を知ることが可能である。 本研究ではこれ まで、炭酸カルシウムやリン酸カルシウムを主成分 とする貝殻 ・耳石 ・ 歯・結石な どの試料に対して EPMA を用いた 2 次元元素分析を行ってきた。しかし、EPMA では%以下の微量成分の分析が困難であること、電子線が試料内部で拡散してしまうこと などから、試料の形態 と1:1対応したイメージングを行うことに限界があり、環境履歴 を解読する程の分解能をも った分析を行うことができなかった。そこで本研究では、空間 分解能 と定量性に優れるマイク口P医E により、微細な成長縞構造に対応した Sr, Cs, I など、 福島の原発事故以降問題になっている元素や、その他 Mn, Zn, Fe, Cd などの重金属元素の 局所定量手法の確立を行い 、このような海洋生物の硬組織がその生息環境のモニタリング に活用可能かどうかの検討を行った。}, pages = {3--4}, title = {Sr、Cs、Iの海洋生物硬組織中への濃集に関する研究}, volume = {280}, year = {2015} }