@article{oai:repo.qst.go.jp:00055981, author = {武田, 志乃 and 沼子千弥 and 石川, 剛弘 and 及川, 将一 and 島田, 義也 and 武田 志乃 and 石川 剛弘 and 及川 将一 and 島田 義也}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Dec}, note = {福島原発事故を経験し、放射性物質の内部被ばく影響に高い関心が向けられている。廃炉プロセスの過程ではウランなど核燃料物質を含む汚染水の二次的な事故等による周辺への汚染が懸念される。北米などのウラン地下水汚染地域では腎への影響が報告されており、ウラン毒性に関する科学的知見の蓄積およびその作用機序の解明が求められている。これまでのウラン急性腎毒性モデルによる動物実験で、部位特異的に生じた腎臓の下流部位近位尿細管(S3近位尿細管)損傷の回復初期においてもウラン局在が検出されることから[1, 2]、現在、尿細管ウラン局在とウラン長期影響の関係を調べている。ウランは重金属としての化学毒性とα線核種としての放射線毒性の両面を併せ持つ核種であるが、これまでウラン腎毒性は化学毒性が優性であると考えられてきた。しかしウランが局所的に長期に残存する場合は放射線毒性も考慮する必要がある。ウラン長期影響の作用機序を明らかにするためには、尿細管でのウラン局在やその局在量ならびに経時変化を把握することが重要となる。 そこで本研究では、酢酸ウランを投与したラット腎臓について、投与直後から尿細管損傷回復きにかけてのウラン局在をマイクロPIXEにより解析した。}, pages = {13--14}, title = {マイクロPIXEによる組織中ウランの局所定量に関する研究 ~腎臓S3近位尿細管におけるウラン残存性の解析~}, volume = {281}, year = {2015} }