@article{oai:repo.qst.go.jp:00055947, author = {小平, 聡 and 北村, 尚 and 内堀, 幸夫 and 小平 聡 and 北村 尚 and 内堀 幸夫}, journal = {平成25年度 サイクロトロン利用報告書}, month = {Mar}, note = {放射線治療に用いられる陽子線が人体内中に二次的に生成する標的核破砕粒子のエネルギー依存性について評価することを目的とする。標的核破砕粒子は、さまざまな核反応プロセスを経て放出され、とりわけ飛程が短いものはLET(線エネルギー付与)が高く、人体に与える線量影響は無視できない。従来の線量計測法では、一次ビームと二次粒子の同時計測が難しいこと、またLETスペクトルを得ることができないため、二次粒子の線量寄与は投与される計画線量には反映されていないのが現状である。本研究ではCR-39固体飛跡検出器と原子間力顕微鏡を組み合わせた精密計測法により、60 MeV, 50 MeV, 40 MeV, 30 MeVの陽子線がCR-39中に生成する標的核破砕粒子の生成断面積や線量寄与のエネルギー依存性を評価した。HIMACの160 MeVおよび230 MeVの結果と組み合わせると、生成断面積や線量寄与は低エネルギー側で高くなることが分かった。}, pages = {37--41}, title = {陽子線の標的核破砕反応のエネルギー依存性に関する実験的研究}, year = {2015} }