@article{oai:repo.qst.go.jp:00055914, author = {池田瑞代 and 大町康 and 金ウンジュ and 今村朋美 and 栗原治 and 酒井, 一夫 and 池田 瑞代 and 大町 康 and 金 ウンジュ and 今村 朋美 and 栗原 治 and 酒井 一夫}, issue = {NIRS-M-267}, journal = {第8回技術と安全の報告会 報告集}, month = {Jun}, note = {ウランが体内に摂取されると、血中に移行して腎臓や骨に沈着後速やかに尿へ排出されるが、その際化学毒性による急性腎障害を引き起こす。そのため、この過程で如何に腎臓への沈着を抑制するかが大事である。ウランによる腎障害を回避するためには、ウラン摂取後早急に体外へ排泄する必要があり、その目的には体内除染剤が有効である。しかし、現在推奨されている体内除染剤はその効果が限られている。そこで、我々はより有効なウラン体内除染剤を探索するため、マウス・ラットを用いたウラン汚染モデルを用い、硝酸ウランおよび除染剤を投与した動物試料のウラン濃度をバイオアッセイ法により評価している。そして、尿中ウラン排泄促進効果、腎臓や骨といったウラン標的臓器における沈着薬性効果を調べることにより、除染剤の有効性を検証している。 動物実験において測定対象となる試料は、主に腎臓、肝臓、大腿骨、血漿、尿と多岐にわたることに加え、定期的なサンプリングや除染剤の用量検討により分析試料数は増減し、1つの実験で検討対象となる試料の数は非常に多い。また、重度の腎障害を引き起こすウラン1 mg/kg程度を投与した場合でも、血漿や投与後数日経過した尿中のウラン含有量は微量であるため、検出感度の高い測定方法が求められる。 従来法では、試料中に含まれている有機物成分を乾式及び湿式灰化法で分解し、抽出したウランを液体シンチレーションカウンタやα線スペクトロメトリーにおいて濃度を評価していた。しかし、この手法は試料の分解から測定結果が得られるまでに時間や労力を要する。今回は、この課題を克服するため、多検体を迅速かつ高感度に測定できるシステムを構築したので報告する。}, pages = {77--80}, title = {ウラン投与動物試料におけるバイオアッセイ法の構築}, volume = {8}, year = {2014} }