@article{oai:repo.qst.go.jp:00055907, author = {武田, 志乃 and 武田志乃 and 北原圭祐 and 沼子千弥 and 島田, 義也 and 武田 志乃 and 島田 義也}, journal = {Spring-8 User Experiment Report}, month = {Sep}, note = {ウランは地殻成分として環境中に広く分布する一方、原発事故で飛散した多くの放射性核種と同様に、その内部被ばく影響に関心が高まっている。ウランは腎臓が標的臓器であり、尿細管障害が特徴的とされている。これまで申請者らは、微小ビームを用いた高エネルギーSR-XRFにより腎臓のウラン挙動と毒性発現の関係を検討してきた。そのなかで、ウランは下流部位の近位尿細管に選択的に蓄積し毒性を生じること1)、尿細管再生後も下流部位の近位尿細管にはウラン濃集部位の残存が認められ、そのウラン局在量は投与量の500倍以上に匹敵することが明らかになった2)。このようなウラン濃集の毒性学的意義や濃集機序を明らかにするためには、組織中濃集部のウランの化学状態を特定する必要があると考えた。 そこで本研究では、成熟ラットに酢酸ウランを投与し、投与直後、細胞死のピーク時、および回復時について腎臓測定試料を作製し、腎臓中のバルクとしてのウランXAFS情報を取得し、各毒性プロセスにおけるウラン化学形態の特定を試みた。また成熟ラットに比べウラン腎代謝の遅い幼若期ラットについても検討し、成熟ラットと比較した。}, title = {腎臓内ウランのXAFS分析}, year = {2013} }