@article{oai:repo.qst.go.jp:00055830, author = {鈴木, 享子 and 吉冨, 友恭 and 武田, 志乃 and 市村, 政樹 and 春本, 恵子 and 磯, 浩之 and 樋口, 有一 and 石川, 剛弘 and 及川, 将一 and 大竹, 二雄 and 武田 志乃 and 磯 浩之 and 樋口 有一 and 石川 剛弘 and 及川 将一}, issue = {NIRS-M-247}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Feb}, note = {サケ科イトウ属に属するイトウ(Hucho perryi)は、河川改修による生息地の破壊や河川構造物による生息域の分断により、著しく個体数が減少し絶滅危惧種に指定されている(‘Critically Endangered’ in the IUCN red list, IUCN 2006)。イトウの生態については、生息環境や産卵生態など淡水生活期についての知見がほとんどである。しかし、日本に生息するイトウには生活史の大部分を沿岸域や汽水域に依存している個体群が存在していることが明らかになったため(Suzuki et al. in press)、イトウの効果的な保全策を立案するためには、降海性や回遊生態を含めた生活史全体の把握が重要であると考えられる。 近年、耳石中のストロンチウム(Sr)が魚類の生息環境中のSr濃度に応じて変化する性質を利用し、生息環境の履歴を再構築する研究が行われている。しかし、耳石は個体を殺さずに摘出することはできないため、イトウのような希少種ではその代替法の検討が望まれる。そこで本研究では、魚を殺さずに摘出できる鱗に着目し、鱗を用いて生息環境を推定できるか、その可能性について検討した。そのために、まずイトウの淡水•海水飼育実験を行い、飼育環境と鱗の成長線である隆起線におけるSr量との関係について調べた。本年度は、隆起線単位でのSr分析を行うとともに、隆起線の中心部分の局所定量を試みた。}, pages = {s5--s6}, title = {Micro-PIXEによる鱗を用いた回遊履歴の推定に向けた検討 -;絶滅危惧種イトウを対象に-}, volume = {2011}, year = {2012} }