@article{oai:repo.qst.go.jp:00055800, author = {小西, 輝昭 and 及川, 将一 and 酢屋, 徳啓 and 石川, 剛弘 and 磯野, 真由 and 塩見, 尚子 and 小西 輝昭 and 及川 将一 and 酢屋 徳啓 and 石川 剛弘 and 磯野 真由 and 塩見 尚子}, issue = {NIRS-M-247}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Feb}, note = {マイクロビーム照射法は、放射線生物学において現在までに得ることが不可能であった放射線に対する細胞レベルでの応用を解析するために、最も有効な方法・装置であると言える。放医研マイクロビーム装置SPICEは、3.4MeVプロトン(陽子線)を目的の細胞に対してプロトンを1個から任意の粒子数を照射することができる。ビームサイズも直径2㎛であり、哺乳類培養細胞の細胞核のみを狙い撃つには、十分に集束したビームを形成することを可能にした。照射速度は、毎分約400個程度の細胞核を照射する高速性を実現した。照射可能な細胞培養面積も5mm×5mm程度であり、細胞皿あたりおよそ数千個の細胞を照射することが可能である。1細胞皿(試料)を照射するために必要な1)細胞画像の取得、2)細胞の位置座標の計算・出力、そして3)照射をおよそ15〜20分程度で完了するように、システムの照射プログラムの改良を進めた。2010年度においては、ゼブラフィッシュ胚への照射を可能にするための照射システムの改良も進め、照射実験も開始した。細胞レベルだけでなく、in vivo におけるバイスタンダー効果または放射線適応応答に関する基礎研究を開始した。ミクロンオーダーでの照射を実現しているだけでなく、その照射方法にもバリエーションを備えた照射装置へと開発を進めた。 SPICEの共用施設としての運営を試験的に開始しており、マシンタイム課題申請等の受付も行っている。しかし、マイクロビーム照射技術のような高度な照射法を用いた研究は、まだ一般的ではない。新規に課題申請を希望するユーザーへの対応も必須となり、見学または試験的な照射実験のデモなどを行う対応を本課題で行った。}, title = {マイクロビーム細胞照射装置(SPICE)の開発}, volume = {2011}, year = {2012} }