@article{oai:repo.qst.go.jp:00055789, author = {塩見, 尚子 and 児玉, 久美子 and 小林, 亜利紗 and 小西, 輝昭 and 塩見 尚子 and 児玉 久美子 and 小林 亜利紗 and 小西 輝昭}, issue = {NIRS-M-247}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Feb}, note = {マイクロビーム細胞照射装置SPICEは3.4 MeVプロトンビームをおよそ直径2 µmまで集束し、哺乳類培養細胞の細胞核を狙い撃ちすることが可能な装置である。細胞核への照準はほぼ自動化されており、毎分400個程度の細胞核を狙い撃ちすることが可能になっている。しかし、放射線に対する細胞の応答を単一細胞レベルで解析するためには、細胞核だけでなく、細胞質への影響について明らかにする必要がある。培養細胞といっても、その細胞種によってその大きさ、形状が大きく異なり、これらに対応する照射・照準システムを開発していくことが必要である。また、我々は、ヒトHCT116細胞を例として、SPICE照射システムの改良を検討することにした。HCT116はヒト大腸がん由来の細胞株であるが、そのカリオタイプが正常であり、またはガン抑制遺伝子で知られるp53についても正常であることから、放射線への細胞応答を研究するにあたって大きなアドバンテージを有している。しかし、この細胞の幾何学的な形状は、小さく、また統一性がないだけでなく、細胞質領域が非常に狭いなど、マイクロビームでの細胞質の狙い撃ちを行う照射実験には、不向きな点が多い。そこで、細胞質照射を実現するための照準プログラムの改良のコンセプト案を示すとともに、HCT116細胞を例にして、細胞質照射を実現するためにDibutyryl cAMPを添加して細胞質領域を拡張する培養法を行なったので報告する。}, pages = {24--29}, title = {マイクロビーム細胞照射装置SPICEを用いた細胞核・細胞質への狙い撃ち照射のための開発(I) ‐ヒトHCT116細胞試料の作成法の検討‐}, volume = {vol.6 (2012)}, year = {2012} }