@article{oai:repo.qst.go.jp:00055714, author = {磯野, 真由 and 小西, 輝昭 and 小西 輝昭}, issue = {NIRS-M-237}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Dec}, note = {神経幹細胞は、特に発達期における人の脳において、その中枢神経系で重要な役割を担う細胞であり、この細胞の放射線被曝によって、小頭症などの障害を引き起こすことが知られている。本研究では神経幹細胞の増殖・分化能に対する放射線の影響を明らかにするために、マイクロビーム照射法を用いるための試料作製法を検討した。マイクロビーム照射法を用いるためには、マイクロメータレベルでの狙いうちを実現する必要があり、細胞位置情報の決定を細胞に蛍光染色することで実現している。しかし、このような蛍光染色剤の細胞毒性は無視できないため、その染色濃度および染色時間に関して検討が必要である。細胞核に照準を合わせるために、一般的にはHoechst 33342が用いられているが、神経幹細胞に対しては非常に細胞毒性が高いことがわかった。そのため、Cell Tracker OrangeおよびVybrant Dilの二種類の染色液についてその毒性を増殖曲線で評価するとともに、SPICEオフライン顕微鏡を用いて、照射実験に必要な撮像パラメータを検討した。マイクロビーム照射法を用いて、神経幹細胞などの未分化細胞に対する影響に関する研究を行う際の指針を示すことができた。}, pages = {94--106}, title = {SPICEを用いた増殖・分化過程における放射線障害研究のための細胞試料作製法の検討(2)}, volume = {2010}, year = {2010} }