@article{oai:repo.qst.go.jp:00055696, author = {亀井, 淳 and 永井, 裕司 and 南本, 敬史 and 重兼, 弘法 and 西川, 哲 and 亀井 淳 and 永井 裕司 and 南本 敬史 and 重兼 弘法 and 西川 哲}, issue = {1}, journal = {実験動物技術}, month = {Jun}, note = {ニホンザル Macaca fuscata、カニクイザル Macaca fascicularis、アカゲザル Macaca mulatta等のマカカ属サル類(以下、サル類)は、ヒトと解剖学的に相同な能構造を有し、げっ歯類、イヌ類、ネコ類等に比べ学習能力が高い。それ故、脳科学研究領域における実験動物として重要な役割を果たしている。一方で、サル類は力も強く人に害を及ぼす可能性が高いので、他の実験小動物とは比較できない危険性があり、サル類取扱いのリスクや技術に習熟し、細心の注意を払うことが必須である。つまり、サル類を用いた動物実験遂行には、動物福祉や倫理面からの苦痛の軽減に配慮するのみならず、従事者の実験時安全確保も大前提となる。  (独)放射線医学総合研究所(以下、当所)では現在約40頭のサル類が飼育されている。これらのサル類は、麻酔薬による精神症状誘発の影響を避ける為、麻酔処置を施さない覚醒下での実験を必要とされている。そこでサル類を取り扱う研究員、技術員などの実験従事者全てに教育訓練をおこない、客観的な技術検定を実施した後、認定された者のみに覚醒下でのサル類取扱いを許可している。ここではリスク軽減ならびに安全管理を強化・徹底させる為に確立した当所独自の『覚醒サル保定専門技術検定』についてのマニュアルおよびこれまでの取り組みについて報告する。}, pages = {33--40}, title = {独立行政法人 放射線医学総合研究所における『覚醒サル保定専門技術検定』について〜サル使いへの道〜}, volume = {45}, year = {2010} }