@article{oai:repo.qst.go.jp:00055668, author = {磯野, 真由 and 児玉, 久美子 and 小西, 輝昭 and 児玉 久美子 and 小西 輝昭}, issue = {NIRS-M-227}, journal = {放射線医学総合研究所技術報告書}, month = {Dec}, note = {現在、放医研マイクロビーム細胞照射装置(Single Particle Irradiation system to Cell; SPICE)は3.4 MeVプロトンを加速し、個々の細胞を狙い打ちことが可能な放射線発生装置である。この装置を用いて、マウスES細胞由来の神経幹細胞の増殖と分化の放射線障害に関する研究を開始した。研究を遂行するにあたり、まずは、神経幹細胞でのマイクロビーム照射実験を可能とするための実験プロトコールの確立を目指した。SPICEは、細胞下部から上部へと照射する垂直ビームラインであり、照射粒子数は、細胞上部に設置してある粒子線検出器によって測定している。そのため、SPICEでは専用に作成した細胞皿を用いている。しかし、神経幹細胞はSPICE細胞皿の細胞接着膜として用いているマイラー膜では培養が不可能であった。一般的に神経幹細胞培養に用いられているマトリゲルなどのコーティング剤では、SPICEどの照射実験に至るまで過程で剥離するなどの問題があり、新たな方法を模索する必要があった。そこで、我々はコート剤なしに、マイラー膜表面を水酸化ナトリウム水溶液によるアルカリ処理を行うことで、マイラー膜上で培養が可能にする方法が確立し、SPICEを用いた照射実験を実現した。本方法は、他のコーティング剤では難しかったコロニー形成法も可能となった。神経幹細胞を用いた照射試料準備のプロトコール及びマイラー膜処理について、報告する。}, pages = {47--54}, title = {SPICEを用いた増殖・分化過程における放射線障害研究のための細胞試料作製法の検討}, volume = {2009}, year = {2009} }