@article{oai:repo.qst.go.jp:00055638, author = {廣部, 知久 and 笠井, 清美 and 村上, 正弘 and 菅谷, 公彦 and 辻田, 瑛那 and 林, 京子 and 石原, よし江 and 廣部 知久 and 笠井 清美 and 村上 正弘 and 菅谷 公彦 and 辻田 瑛那 and 林 京子 and 石原 よし江}, issue = {1}, journal = {放射線医学総合研究所重粒子線がん治療装置等共同利用研究報告書}, month = {Jun}, note = {今年度の実験結果をTable1, 2 にまとめた。C57BL/10J マウスの9 日齢胎児に対するアルゴンイオン線及び鉄イオン線照射(0.3 Gy)により、出産率が低下した。ガンマ線では1 Gy までC57BL/10Jマウス胎児に致死効果が見られず、2 Gy で100%致死であった1&2 ので、アルゴンイオン線及び鉄イオン線はガンマ線に比べてかなり致死効果が強い。また、鉄イオン線では、出産後の食殺率も高かった。離乳率は0.4Gy で57%であった。ガンマ線照射ではこのような離乳率の低下は観察されない。ガンマ線では0.50 Gy 照射個体の腹部白斑頻度は44%であったが、それに対してアルゴンイオン線では0.2Gy 照射群で34%と高率であり、また、鉄イオン線は0.2 Gyで44%であった。このように、アルゴンイオン線及び鉄イオン線は、ガンマ線より腹部白斑形成に対する効果が強かった。一方、腹部白斑部域の面積は0.5Gy ガンマ線が4.4 mm2 であったのに対し、アルゴンイオン線は0.2Gy で9.3 mm2 であった。一方、鉄イオン線は0.1Gy で8.1 mm2であった。従って、アルゴンイオン線及び鉄イオン線はガンマ線よりメラノブラストに対する致死作用(メラノブラストの増殖死を引き起こす)が強いと考えられる。また、アルゴンイオン線及び鉄イオン線は炭素線3やシリコンイオン線より効果が強かった。現在、白斑の見られなかった腹部の毛球メラノサイトの形態を調べるために、組織標本を作製中である。}, pages = {37--38}, title = {メラノサイトの増殖・分化に対する重粒子線の影響-2007}, volume = {129}, year = {2008} }