@article{oai:repo.qst.go.jp:00055531, author = {大竹, 暁 and 伴, 貞幸 and 飯田, 治三 and 三橋, 拓也 and 今岡, 達彦 and 山田, 裕 and 柿沼, 志津子 and 王, 冰 and 金沢, 洋子 and 豊原, 潤 and 稲玉, 直子 and 中島, 学 and 古川, 高子 and 佐賀, 恒夫 and 菅野, 巖 and 岡安, 隆一 and 大竹 暁 and 伴 貞幸 and 飯田 治三 and 三橋 拓也 and 今岡 達彦 and 山田 裕 and 柿沼 志津子 and 王 冰 and 金沢 洋子 and 豊原 潤 and 稲玉 直子 and 中島 学 and 古川 高子 and 佐賀 恒夫 and 菅野 巖 and 岡安 隆一}, issue = {8}, journal = {放射線科学}, month = {Aug}, note = {本ワークショップは、放医研とフランス原子力庁(Commissariat à l’ énergie atomique: CEAと略する)生命科学局との覚書きに基づき、2年毎に会場を交互に変えて開催されています。今年はCEAで第6回目のワークショップが行われました。 CEAは、国家防衛、エネルギー、基礎的研究および工業分野での原子力研究とその応用を目的にして1945年に設立されました。現在は、フランス国内に軍関係の4研究センターと軍関係以外の5研究センター、および多くの施設を有しており、約15,000人の職員が原子力エネルギー関連、情報医療技術、防衛と国家安全、および基礎的研究の4つの分野で活動を行っています。 今回のワークショップはFontenay-aux-Roses市にある2センターと3施設を利用して行われました。Fontenay-aux-Roses研究センターは、1948年12月15日12時12分にフランスで最初の実験用原子炉が稼動したことで有名です。その原子炉はZero power、Oxyde d’uranium, Eau lourdeの頭文字を取ってZoéと呼ばれ、フランスの原子力科学研究をリードしてきましたが、今は廃炉となって博物館となっています。博物館内の時計はすべて12時8分前で停止しています。この時間に、Zoéの最初の運転スイッチが入ったそうです。博物館になっていても、センター内への出入りが厳しく管理されている(例えば、パスポート、カメラは入り口で預けなければならない)ために、残念ながら来館者は極めて少ないそうです。 Fontenay-aux-Roses研究センターは医療画像研究と医科学研究においてヨーロッパひいては世界レベルの研究センターとなることを目的としています。放射線生物学とプリオン感染も当センターの基盤研究となっています。また、産業界との共同研究を推進するとともに、科学技術の教育と訓練にも力をいれています。すなわち、Fontenay-aux-Roses研究センターと放医研の研究分野および事業内容には類似した部分の多いことに驚かされました。 そういった意味でも、Fontenay-aux-Roses研究センターとその近辺の施設を利用しての今回の日仏ワークショップは非常に大きな意味のあるものでした。 日本側からは17人、フランス側からは40人前後の研究者・医師が参加しました。第1日目はPlenary sessionが行われ、2日目からは放射線生物学研究グループと医療画像研究グループとに分かれて、少人数での活発な討論が行われました。今回のワークショップでの新しい企画として、大竹総務部長の発案でFontenay-aux-Roses研究センターと放医研の管理・業務運営について話し合う機会が持たれたことも特筆されます。}, pages = {271--279}, title = {第6回日仏放射線生物及び画像医学ワークショップ}, volume = {49}, year = {2006} }