@article{oai:repo.qst.go.jp:00055281, author = {柴田, 貞夫 and 平澤, 雅彦 and 富谷, 武浩 and 柴田 貞夫 and 平澤 雅彦 and 富谷 武浩}, journal = {マルチトレーサー共同研究報告書}, month = {Mar}, note = {コンプトンカメラ方式による複数RI3次元分布同時イメージングシステムの画像再構成サブシステムの構築を目的とし、解析的画像再構成手法の数学的開発とその計算機への適用のためのソフトウェア開発を行い、ファントムを用いたシミュレーションを行い手法の妥当性を試験した。 平成12年度に数学的に構築した、Type-Iの部分角逆投影法の円錐内圧縮調和関数版を、計算機上に具現すべくソフトウェアの開発を進めた。Type-Iの部分角逆投影法は、散乱角情報を必要としないため、ハードウェアへの荷重を軽くするだけでなく、再構成時間も大きく短縮出来る可能性を持っていた。しかし、逆に少ない情報量からの画像再構成となるため特異性が大きく、計算機への適用にはかなりの安定化が必要となることが判明した。その後、その安定化を進める途上で、Type-IIの部分角逆投影法の数学的構築に成功し、さらにその定数重み積分版の計算機用ソフトウェアの開発にも成功した。Type-IIの初期の物は放射線利用効率が十分ではなかったため、数学面に戻り改善を行い十分な放射線利用効率を得るに至った。そのソフトウェアによる基礎シミュレーションより、1種類の2次元RI分布の画像再構成に対してでも、少なくとも107のオーダーの真の同時係数カウントが必要となることが予測された。 このことは、3次元画像の取得に当たっては、1核種あたり10^8〜10^9のカウントを得ることが必要となることを示唆しており、これはデータ取得サブシステム、および、画像再構成サブシステムへの重要な条件となるものである。}, pages = {39--40}, title = {マルチトレーサーの製造技術の高度化と先端科学技術研究への応用を目指した基盤研究---複数核種同時イメージング装置の開発と基礎医学、臨床的応用のための基礎的研究---}, volume = {2001}, year = {2002} }