@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054818, author = {宮脇, 信正 and 福田, 光宏 and 倉島, 俊 and 柏木, 啓次 and 宮脇 信正 and 福田 光宏 and 倉島 俊 and 柏木 啓次}, book = {Proceedings of the 14th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan}, month = {Nov}, note = {サイクロトロンのビーム強度を高めることを目的に位相バンチングに関する研究を行っている。その一環としてビームの取出しに対する位相バンチングの効果を調べるため、TIARA AVFサイクロトロンで位相バンチングが発生する加速ハーモニックモード(h=2)及び発生しないモード(h=1)で、取出し前後のビーム電流を測定した。その結果、h=2の取出し効率はh=1の2倍以上であった。そこで、取出し前の半径方向のビームエミッタンスに着目し、これまでに構築した幾何軌道解析モデルによる計算を行った結果、h=2の半径方向のエミッタンスの形状は、h=1の半分以下に縮小することが見積られた。従って、h=2では位相バンチングが取出し前のビームの半径方向のエミッタンスを減少させることで、取出し効率の向上に寄与していることが実証できた。}, pages = {384--385}, title = {TIARA AVF サイクロトロンの取出しビームに対する中心領域の位相バンチングの効果}, year = {2017} }