@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054801, author = {福田, 美保 and 山崎, 慎之介 and 青野, 辰雄 and 吉田, 聡 and 石丸, 隆 and 神田, 穣太 and 福田 美保 and 山崎 慎之介 and 青野 辰雄 and 吉田 聡}, book = {Proceedings of the 15th Workshop on Environmental Radioactivity (KEK proceedings)}, month = {Oct}, note = {2014年5月の小名浜沖における堆積物表層 (深さ0-3 cm) 中の放射性Cs濃度分布から以下のことが明らかとなった。 (1) 堆積物中の粒子は全ての測点で微粒砂から粗粒砂粒子の割合が最も高く、シルトから粘土粒子の割合は測点Bで最も多かった。 (2) 堆積物の各粒度の137Cs濃度は、シルトから粘土粒子で微粒砂から粗粒砂粒子よりも0.79-2.7 倍高かった。バルク堆積物の137Cs濃度はシルトから粘土粒子の割合の多い堆積物で高く、また平坦面に位置する測点Bで高かった。堆積物中の137Cs濃度は、粒子比表面積の1.3乗に比例して増加しており、この乗数は福島県河川粒子中137Cs濃度よりも河口域粒子中137Cs濃度の関係に近い値であった。堆積物137Cs濃度は、粒径や海底地形などに影響を受けていると考えられる。 (3) 堆積物とベントス中の137Cs濃度分布を比較した結果、高い137Cs濃度を示した測点とベントス中の高い137Csの測点は一致しない部分があった。これは、堆積物から生物への放射性物質の移行が、粒子の種類や起源に応じて異なるためであると考えられる。}, pages = {23--28}, publisher = {High Energy accelerator Research Organization (KEK)}, title = {福島県小名浜沖における堆積物中の放射性セシウム濃度分布ーベントス中のセシウム濃度との関係ー}, volume = {08}, year = {2016} }