@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054680, author = {長澤, 尚胤 and 赤岡, 昌朋 and 三友, 宏志 and 田口, 光正 and 長澤 尚胤 and 田口 光正}, book = {Proceedings of the 14th International Conference on Radiation Curing in Asia (RadTech Asia 2016)}, month = {Oct}, note = {生分解性芳香族ポリエステルの一つであるポリブチレンアジペートテレフタレート共重合体(PBAT) は、土壌中の微生物で完全に分解するため、ゴミ袋やディスポ容器などへの応用が期待されている。しかしながら、さらなる応用を拡大するためには耐熱性向上が必要である。そこで、この耐熱性を改善するためにPBAT の放射線橋かけ効果について検討した。橋かけ剤としてトリアリルイソシアヌレート(TAIC) を添加して電子線を10 から200 kGyの範囲で照射した。3%TAIC を添加した系のゲル分率が無添加の系と比較して高く、効果的に橋かけ構造が導入されることがわかった。橋かけしたPBAT は融点である115◦C 以上の高温で形状を保持すると共に、酵素分解では未橋かけのPBAT とほぼ同等の生分解性を有した。以上の結果から、放射線橋かけ技術により生分解性を有したままPBAT の耐熱性を改善することに成功した。}, title = {Radiation-induced Crosslinking of Poly(butylene adipate-co-telephtalate) copolymer}, year = {2016} }