@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054666, author = {関根, 絵美子 and 中西, 郁夫 and 上野, 恵美 and 下川, 卓志 and 松本, 謙一郎 and 鎌田, 正 and 村上, 健 and et.al and 関根 絵美子 and 中西 郁夫 and 上野 恵美 and 下川 卓志 and 松本 謙一郎 and 鎌田 正 and 村上 健}, book = {健康長寿は抗酸化から : 第13回AOB研究会プロシーディング}, month = {Jun}, note = {がんの放射線療法は、欧米ではがん治療の第一選択肢となっており、近年、日本でも放射線治療が増える傾向にある。放射線がん治療において正常組織での放射線障害を低減することで、より一層がん治療の高度化が見込まれることから、有効な放射線防護剤の開発が望まれている。放射線による組織障害の防護を目的とする研究はこれまでにも多数行われてきた。しかし、国内外において、医療行為で起こり得る放射線被ばくに対しては、その薬剤の副作用の問題などから一般に広く臨床応用できる放射線防護剤は限られるというのが現状である。放射線の生物作用の約80%は、水の電離で生成したフリーラジカルが引き金となって細胞障害が生じる間接作用である。このフリーラジカル生成を化学的に制御することにより放射線の生物作用の制御が概ね可能となると考えられる。フリーラジカル消去活性を有する化合物として抗酸化物質があげられる。そこで本研究では、抗酸化食品であるAOBとその構成成分が放射線防護効果を有するかどうかに関して検討を行った。フリーラジカル消去活性を有する抗酸化物質は多数あり、それらは放射線防護剤の候補となり得るが、フリーラジカル消去活性が高ければ必ずしも放射線防護効果があるとは限らない。例えば、代表的な抗酸化物質であるビタミンCは、強い還元能をもちフリーラジカルを消去するが、放射線防護効果はそれほど高くない。ビタミンCの水溶性からくる生体利用効率の低さが、その理由の一つとして挙げられる。また、単独では抗酸化効果が低いが、いくつかの化合物の共存下では効果が相乗的に上がることも考えられる。本研究で用いたAOBは、胚芽や大豆、米ぬか、ゴマ、ハトムギ、緑葉エキス等を加工した粉末状の健康補助食品であり、多数の抗酸化成分を含有している。本研究では、AOB原末およびその含有成分のフリーラジカル消去活性と放射線防護効果に着目し検討を行ったので報告する。}, pages = {44--46}, publisher = {AOB研究会}, title = {ラット胸腺細胞を用いた抗酸化剤スクリーニングによるAOB成分の定量的活性評価}, year = {2014} }