@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054665, author = {漆原, 佑介 and 鈴木, 敏彦 and 清水, 良央 and 藤田, 詩織 and 桑原, 義和 and 鈴木, 正敏 and 林, 剛平 and 安彦, 亮 and 鷲尾, 亮太 and 山城, 秀昭 and 阿部, 靖之 and 木野, 康志 and 関根, 勉 and 篠田, 壽 and 磯貝, 恵美子 and 青野, 辰雄 and 福本, 学 and 漆原 佑介 and 青野 辰雄}, book = {無菌生物}, issue = {1}, month = {Sep}, note = {東京電力福島第一原子力発電所事故により福島県内では多くの野生動物が被災した。我々は福島県内で被災した野生ニホンザルに着目し、2013年より現在までに300頭以上から様々な臓器、筋肉などのサンプリングを行っている。採取した18の主要臓器と抹消血の放射性セシウム濃度を測定した結果、体内における放射性セシウム濃度は骨格筋が最も高く、甲状腺が最も低いことが明らかとなった。筋肉中放射性セシウム濃度と抹消血球像との間に明確な相関はみられなかったが、成獣の骨髄中顆粒球系細胞は筋肉中放射性セシウム濃度と負の相関を示し、脂肪細胞割合は筋肉中放射性セシウム濃度と正の相関を示した。これらの結果は、低線量慢性被ばくによる造血機能の低下を示唆するが、骨髄細胞の解析結果が放射線による影響であるかを結論付けるためには今後も解析を継続して行う必要がある。}, pages = {19--21}, title = {野生ニホンザルにおける福島原発事故由来放射性物質の影響評価}, volume = {46}, year = {2016} }