@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054637, author = {漆原, 佑介 and 川角, 浩 and 平川, 泰子 and 遠藤, 暁 and 関根, 勉 and 林, 剛平 and 桑原, 義和 and 鈴木, 正敏 and 福本, 基 and 山城, 秀昭 and 阿部, 靖之 and 福田, 智一 and 小林, 仁 and 磯貝, 恵美子 and 篠田, 壽 and 新井, 敏郎 and 福本, 学 and 漆原 佑介}, book = {「福島原発事故による周辺生物への影響に関する専門研究会」報告書}, month = {Feb}, note = {旧警戒区域で捕獲された成牛53頭について、捕獲時の体内放射性セシウム濃度より放射性セシウムによる内部被ばく線量率を、捕獲地点の土壌中放射性セシウム濃度より外部被ばく線量率を計算し、血漿中バイオマーカーとの相関解析を行った。その結果、血漿中放射性セシウム濃度との相関がみられた酸化ストレスマーカーMDA、SODは内部被ばく線量率とも相関を示したが、外部被ばく線量率との顕著な相関を示さなかった。また、筋組織以外に肺、肝臓、腎臓、脾臓の病理解析を行ったが、これらの組織に被ばく線量と関係した顕著な異常は見られなかった。本報告によって、被災ウシが内部被ばく線量率と相関する何らかのストレスにさらされていることが示唆されたが、慢性低線量被ばくが直接的にかかわっているという結論には至っていないため、今後は、他の酸化ストレスマーカーの解析や他の動物種における解析が必要である。}, publisher = {京都大学原子炉実験所}, title = {被災ウシの血漿生化学検査による被ばく影響評価}, year = {2016} }