@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054630, author = {野田, 章 and 片桐, 健 and 中尾, 政夫 and 北條, 悟 and 杉浦, 彰則 and 鈴木, 和年 and 野田, 悦夫 and 野田, 耕司 and 野田 章 and 片桐 健 and 中尾 政夫 and 北條 悟 and 杉浦 彰則 and 鈴木 和年 and 野田 悦夫 and 野田 耕司}, book = {第12回日本加速器学会年会プロシーディングス}, month = {Aug}, note = {放射線医学総合研究所( National Institute of Radiological Sciences: NIRS)では1994 年の重粒子線(炭素線12C)による臨床研究の開始以来、着々と治療患者数が増大し、近年は年間1000 人に迫りつつある。また、照射の手法も当初のワブラ-と散乱体の組み合わせによりサイズを拡大したビームをボーラス、コリメータを用いて腫瘍部のみに限局して照射するワブリングの手法から、ペンシルビームを用いて腫瘍部の形状に従って照射を行うスキャンニングの手法へと重心が移行しつつあり、ビームのエネルギーもリッジフィルターを用いてBragg Peak を拡大する手法から取り出しビームエネルギーそのものを変更して照射点の奥行きを変更する3 次元スポットスキャニングの手法へと進みつつあり[1]、実際の患者さんの体内での照射位置のリアルタイムでの確認をオープンペットで行うことの重要性が指摘されている[2]。 こうした要請に応えるべく、Be ターゲットに12Cビームを照射してProjectile Fragment の手法で放射性の11C ビームを生成する試みが実施されてきた[3]が、生成角の拡がりに起因して、ビームのエミッタンスや運動量の拡がりが大きく、また強度も~105pps と限られるという制約が大きく、実際の患者さんの治療に供するには至っていない[2]。 この状況の改善のため、サイクロトロンからの大強度陽子ビームの照射によりTarget Fragment で生成した11C のイオンをイオン源から取り出して、HIMAC とその入射器で加速を行い、実際の炭素線治療を11C の放射性ビームを用いて実施、リアルタイムでPET により照射位置の確認を行う可能性が提案されている[4] 。本稿では以下にこのTarget Fragment を用いたISOL Scheme により生成した11Cイオン源からのRI ビームをHIMAC およびその入射器ライナックで加速を行う可能性について考察する。}, publisher = {日本加速器学会}, title = {HIMAC及びその入射器を用いた放射性11Cビーム加速の可能性}, year = {2015} }