@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054532, author = {岩田, 佳代子 and 田上, 恵子 and al., et and 岩田 佳代子 and 田上 恵子}, book = {Proceedings of the 15th Workshop on Environmental Radioactivity (KEK proceedings)}, month = {Dec}, note = {平成23年度半ばから平成25年度末までのおおよそ2年半にわたって、文部科学省の原子力人材育成補助事業「多様な環境放射能問題に対応可能な国際的人材の期間連帯による育成」(代表:北海道大学 小崎 完教授)の一環として学生および社会人を対象にした除染実習(フィールドワーク)が実施された。このフィールドワークの目的は、本事業が主催した講義や実験で習得した知識や除染方法をベースに、受講生が主体となって、班毎に(5-6名/班)除染計画の策定と実践を体験することであり、将来の環境放射能対策のための専門家を育成するためには欠かせない。現地での除染作業を効率的に行うために、実習前の講義における指導や、現地において学生の相談に応じる環境放射能研究者らが十数名程(北大以外に所属する大学や研究所も含む)、本事業に協力している。 上述した汚染度の高い地域における除染の現状としては、人家や農地、および人家近辺の林地等の人が生活する空間を最優先とされており、一定の決められた除染方法で着々と進められている。しかし、すぐに人の生活に直結しない森林の除染は、十分に進んでいない。そこに着目し、除染実習対象地域として森林周辺を取り上げた班(以下、森林チーム)があった。十分に除染が進んでいない森林生態系システムでは放射性セシウムが長期的に残留する可能性がある。本報告では、著者が平成25年9月に実習活動に参加した際の状況について、現地における除染前の環境調査を中心に、現状把握した結果から考えられるメカニズムおよび結果に基づき策定された除染計画も含めた同チームの調査結果について記載する。}, pages = {261--267}, publisher = {High Energy accelerator Research Organization (KEK)}, title = {福島県飯舘村における除染実習のための 木本植物汚染の現状把握}, year = {2014} }