@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054433, author = {奥田, 保男 and 奥田 保男}, book = {医療情報学 第33回 Suppl. 2013}, month = {Nov}, note = {PACSやRISといったシステムの更新や外部への保存、あるいは他の施設・地域と情報を交換・共有する場合には、情報(画像情報、オーダ情報、マスタなど)の整合性や一貫性を確保する必要があるが、これには運用的、技術用的な問題が山積している。画像情報の交換については、「患者に渡す医用画像媒体について」という合意文書が、一般社団法人日本医療情報学会など7団体から示されている。ここで、示されている諸問題とそれに対する対策は、画像情報をオンラインで共有した場合においても大きく異なることはない。 たとえば、オンラインでの情報共有の場合、より手軽に大量の画像情報を送信してしまうことが危惧されるが、やはり受け取り側の状況を考慮し、不用意に事前合意のない、Thin Sliceデータやボリュームデータなどを送信すべきではない。 また、情報共有された画像をもとに診断を行った場合の保存義務など、医療機関での画像情報のインポート、エクスポートなどワークフローを含めた運用面の再整備、およびこれに伴う技術的な対応についても再考を行う必要がある。 次に、技術的な問題としてDICOM規格に関する事項だが、すでにPDIなどで問題視されているDICOM違反の多くは、オンラインにしたところで解決される問題ではない。さらにDICOM自体そのものが逐次変更されていく問題については、モダリティやPACSの更新時にも考慮する必要がある。これらには学会だけでなく工業会も含めた検討と対策が必要になる。}, pages = {106--106}, title = {オンラインによる画像連携と外部保存における課題}, year = {2013} }