@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054319, author = {谷本, 克之 and 谷本 克之}, book = {核医学技術}, issue = {2}, month = {Jan}, note = {腫瘍PETでは採血を行わず簡易的な定量法としてstandardized uptake value (SUV) が広く利用されている。SUVは正確な集積の絶対量を測定するのではなく、あくまで半定量値であり全身に分布した放射能に対する病変部位の集積の比として診断に用いられている。一言で言うならばSUVとは平均の何倍集積しているかを表した量である。特に腫瘍PET検査において腫瘍の良性悪性の鑑別・悪性度診断・治療効果判定などに利用されている。  簡単な方法で定量可能なSUVであるが、問題点として様々な因子の影響を受け、値が変動することがあげられる。以下に代表的な影響因子を示す。 1.PET固有の影響因子、a.部分容積効果、b.μ-mapの精度、c.システム精度管理、•PET装置とγ線測定器のクロスキャリブレーション、•PET装置の精度管理、d.検査法 2.SUV固有の影響因子、a.RIの漏れ・運動等、b.血糖値、c.体脂肪率  PETの本質は測定器であるということを再認識し、正しく装置を精度管理し利用していくことが正確な診断・治療への第一歩である。}, pages = {75--80}, title = {今さら聞けない「SUVの基本」}, volume = {32}, year = {2012} }