@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054305, author = {藤田, 一広 and 高田, 兵衛 and 白坂, 純一 and 田上, 恵子 and 内田, 滋夫 and 藤田 一広 and 高田 兵衛 and 白坂 純一 and 田上 恵子 and 内田 滋夫}, book = {Proceedings of the Workshop on Environmental Radioactivity (KEK Proceedings)}, month = {Nov}, note = {放射性廃棄物処分場から将来環境中に放出される可能性のある放射性核種について、人間の生活環境の場である地表における挙動を予測することは、安全評価上重要である。長半減期核種I-129(129I、半減期1570万年)は重要核種の一つであり、長期的には129Iの環境挙動は安定ヨウ素と同様になると考えられるため、安定ヨウ素の濃度を調査し把握することは、129Iの挙動に関する知見を得ることにつながる。ヨウ素は水に溶けやすいため、海水中のヨウ素濃度は約60 ng g-1の濃度で一様であるが、一方、様々な海産生物の一部ではヨウ素濃度が高いことが知られており、将来的に環境に放出された129Iを蓄積する可能性がある。特に、沿岸域では河川水と海水が混合するため、そのような場所では一般的に河川水や海水中に存在する元素は希釈や沈殿、吸着など様々な影響を受けることが考えられ、それらの影響を把握することは大変重要である。これらのことから、本研究では日本沿岸域での海産生物-海水の濃縮係数(CF)や堆積物-海水の分配係数(Kd)を収集するために、海産生物については現場海域を生息の範囲とする海藻、軟体類及び甲殻類を、堆積物については海底表層部の底質土を対象試料とし、これらの試料中の安定ヨウ素の定量を行った。これらから得られた結果をもとに、海洋環境における移行パラメータの算出を行い、IAEA Technical Report Series-No.422「海洋環境における海水から堆積物への分配係数及び海産生物への濃縮係数」と比較を行ったので報告する。}, pages = {105--110}, title = {沿岸域における海産生物及び堆積物中ヨウ素の環境移行パラメータ}, volume = {12}, year = {2011} }