@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054211, author = {石井, 伸昌 and 小礒, 寛之 and 内田, 滋夫 and 石井 伸昌 and 小礒 寛之 and 内田 滋夫}, book = {「炭素14の環境中移行挙動評価」京都大学原子炉実験所専門研究会報告書 (KURRI-KR-153)}, month = {Mar}, note = {14Cで標識された酢酸を利用し、水田土壌における14Cの固相・液相・気相への分配率の経時変化およびKd値を求めた。分配率の経時変化では、溶液中の14Cが土壌の種類に依存することなく急速に固相および気相へと分配されることが分かった。そして、一度固相に分配された14Cは、その後、ゆっくりと気相へ分配されることが分かった。培養3日目における土壌ヒドロゲナーゼ活性の結果からは、活性の高い土壌において14Cが気相へ分配される速度が速く割合が高いことが明らかとなった。Kd値の経時変化では、水田土壌では過去に行われたセメント系材料を利用して求められたKdよりも明らかに高い値であることが明らかとなった。この結果から、14Cは水田環境においてより固相に蓄積されやすいことが示唆された。これまでに述べた14Cの挙動には微生物が強く関わっていると考えられる。従って、今後、14Cの挙動に対する微生物の関与について、より多くのデータを蓄積することが重要である。}, pages = {66--73}, publisher = {京都大学原子炉実験所}, title = {酢酸由来14^Cのの固相・液相・気相分配率の経時変化}, year = {2010} }