@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054188, author = {鈴木, 享子 and 吉冨, 友恭}, book = {技術と安全の報告会 ; 共用施設(PASTA&SPICE)共同研究成果報告会 : 報告集}, issue = {NIRS-M-223}, month = {Jul}, note = {日本最大の淡水魚であるイトウ(Hucho perryi)は、近年著しく個体数が減少し絶滅危惧種に指定されている。イトウの生態については、生息環境や産卵生態こそ明らかにされつつあるものの、降海性を中心とした生活史に関する知見は乏しい。 魚類の生息環境履歴は、淡水より海水に100倍以上多く含まれ(Rosenthal HL et al, 1970)、硬組織に蓄積されるストロンチウム(Sr)に着目し、その分布を分析することで推定できる。しかし、イトウにおいては、硬組織の形成速度や微量元素の取り込みなど、淡水•海水環境下における石灰化に関する基礎知見がほとんどない。そこで本研究は、生息環境履歴推定のための基礎研究として、イトウの飼育実験を行い、成長に伴って形成される鱗の隆起線と対応させたSrの分析を行い、淡水及び海水飼育個体について比較検討することとした。}, pages = {3--4}, title = {Micro-PIXEを用いた淡水•海水飼育イトウの硬組織ストロンチウム分析}, volume = {第4回 ; 第2回}, year = {2009} }