@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054149, author = {武田, 志乃 and 磯, 浩之 and 石川, 剛弘 and 及川, 将一 and 小西, 輝昭 and 今関, 等 and 島田, 義也 and 武田 志乃 and 磯 浩之 and 石川 剛弘 and 及川 将一 and 小西 輝昭 and 今関 等 and 島田 義也}, book = {技術と安全の報告会 ; 共用施設(PASTA&SPICE)共同研究成果報告会 : 報告集}, issue = {NIRS-M-223}, month = {Jul}, note = {レアメタル(希少金属)とは、地球上にもともとの存在量が少ない金属や量は多くとも経済的・技術的に純粋なものを取り出すのが難しい金属を指す。レアメタルと他の元素と合金はこれまでにない性能や機能を有することから、近年レアメタルの産業利用が増大し、採掘による環境負荷やレアメタル製品の投棄による環境汚染を通して生体影響が懸念されている。しかしながら、体内挙動・代謝は十分に理解されておらず、安全性に資する科学的根拠は乏しい。詳細な元素分布の解析には微小ビームを用いた分析手法が優れている。しかし汎用の蛍光X線分析では、レアメタルのうちの4割近くは、これらの元素のマイナーピークがカリウムやカルシウムなどの生体多量元素に妨害され、組織中に微量に含まれるサンプルには対応できない。高エネルギー励起X線を用いたシンクロトロン放射光蛍光X線分析(SR-XRF)では、生体多量元素の妨害を受けないエネルギー領域でこれらの元素のメジャーピークを検出することが可能である(図1)。そこで本研究では、このようなタイプのレアメタルのうち、放射線防護上の重要核種(ストロンチウム、テルル、セシウム、ウラン等)およびこれらの元素検出上エネルギー近傍あるいは組織移行性の高いレアメタル(ルビジウム、カドミウム等)について高エネルギーSR-XRFにおける至適検出条件を検討した。また、酢酸ウランをばく露したラット腎臓におけるウラン分布についても合わせて報告する。一方、この高エネルギー領域SR-XRFは軽元素の分布を同時に取得することができない。そこで、組織蓄積性が高くリサイクルが進んでいないルビジウムに着目し、高エネルギー領域SR-XRFとマイクロPIXEを組み合わせ、同一試料からルビジウムと生体必須元素の分布を取得し、両者を対応させることにより、ルビジウムの腎臓分布を検討した。}, pages = {16--18}, title = {腎臓における元素分布}, volume = {第4回 ; 第2回}, year = {2009} }