@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00054092, author = {渡辺, 嘉人 and 渡辺 嘉人}, book = {放射線の環境影響を考える(放医研シンポジウムシリーズ ; 放射線防護研究センターシンポジウム ; 第2回)}, month = {Mar}, note = {放射線に対する感受性には、生物の種によって大きな差があることは古くから知られている。特に高等植物では放射線感受性における多様性が大きく、放射線照射による植物個体の致死線量には植物種間で1000倍もの幅があることが示されている。多くの植物種が放射線高抵抗性を示す一方で、針葉樹などには哺乳動物と変わらないほどに感受性が高い特異的な植物種もある。こうした高感受性の植物種は、他の植物種と比較して、放射線ストレスの受容・応答に関して特異な性質を持つと考えられる。 我々はこれまで、放射線高感受性植物の放射線影響調査のためのモデルとして、日本産針葉樹であるスギおよびカラマツ由来培養細胞を用いて研究を進めてきた。その結果、これらの培養細胞が植物の細胞としては放射線感受性が極めて高く、0.5 Gy程度の放射線照射によって細胞増殖の低下およびアポトーシス様細胞死の増加を起こすことを確認した。本講演では、これらの結果に加えて、放射線照射に応答した遺伝子発現変化の解析についても紹介したい。}, pages = {75--79}, publisher = {放射線医学総合研究所}, title = {放射線高感受性植物における影響解析}, year = {2008} }