@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00053878, author = {今岡, 達彦 and 山下, 聡 and 牛島, 俊和 and 西村, まゆみ and 波多野, 由希子 and 柿沼, 志津子 and 甘崎, 佳子 and 島田, 義也 and 今岡 達彦 and 西村 まゆみ and 西村 由希子 and 柿沼 志津子 and 甘崎 佳子 and 島田 義也}, book = {乳癌基礎研究}, month = {Apr}, note = {低線量放射線によるがんリスクは自然発症リスクに比べてきわめて少ないため、リスク推定が困難である。放射線による癌を自然の癌と識別することができれば、低線量放射線のリスク推定に有用であると期待される。本研究では動物発癌モデルにおいて放射線誘発癌と自然発症癌を分子レベルで識別することを目的とした。Sprague-Dawley雌ラット(7週齢)を2群に分け、一方にガンマ線1Gyを全身照射、他方を無処理のまま50週齢まで飼育した。発症した乳腺腫瘍のうち病理診断で腺癌とされたもの、および同齢正常乳腺からtotal RNAを抽出し、マイクロアレイ(Affymetrix社製GeneChip)で解析した。発現レベルに差のある遺伝子についてはリアルタイムRT-PCRでの確認を行った。遺伝子発現プロフィールの比較の結果、自然発症癌は単一のクラスターを形成したのに対し、放射線誘発癌は不均一性を示した。蛍光値に差のあるプローブを56選定できた。うち8遺伝子について他の検体を含めてリアルタイムRT-PCRで同等の結果を確認できた。自然発症癌と放射線誘発癌を遺伝子発現によって識別できる可能性が見出され、両者の発症機構が異なる可能性が示唆された。}, pages = {5--10}, title = {自然発症および放射線誘発ラット乳癌の遺伝子発現プロフィール}, volume = {16}, year = {2007} }